コラムのバックナンバー

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卯月(2019年04月)

 パイナップルを二ついただきました。
ジューシーな甘みと酸味が魅力のパイナップルは
大好きなくだものです。食いしんぼうっぷりを発揮して
一気に食べすすめたところ、胸焼けをおこし、
食べ過ぎたことを後悔したのでした。

 ところでパイナップルに薬として使われている成分が
含まれる事をご存知でしょうか。
パイナップルの果実や根茎にはタンパク質を分解する酵素
「ブロメライン」が含まれており、医療の場で壊死組織を分解、
除去して傷の治りをうながす塗り薬として使われています。

 パイナップルが食肉を柔らかくするのもブロメラインの働きによるものですが、
ブロメラインは熱に弱いため、パイナップルを料理に使う場合は
加熱加工された缶詰ではなく、果汁に肉を漬けたり、
生のまま肉料理にそえるのが良いようです。


弥生(2019年03月)

 長かった歯の治療がひと段落しました。
恥ずかしながら歯科とは歯が痛くなってから行くところ、
と思ってきた私にとって、今回の治療も気の重いものでしたが、
予防歯科が浸透している今の子供にとっては、
歯科はメンテナンスをするところで、
痛い事をされる怖い場所ではないそうです。

 ところで口の中の環境に大きな影響を与えているものとして
唾液があります。
唾液には食べ物を消化するだけでなく、
口の中をきれいにしたり、
虫歯を防ぐなど、さまざまな働きがあります。
そんな唾液は、加齢やストレス、
ある種の病気や薬の副作用などで
分泌量が減ることがあります。
医師、薬剤師に相談のうえ、特に問題がなければ、
よく噛んで食べる、舌を動かすなどに加えて唾液腺マッサージを試すのもひとつの方法です。
耳の下からあごにかけてマッサージする事で唾液分泌が促されます。

 口を見れば体の状態がわかる、と言われるほど、
口の中の健康が全身に影響を及ぼす事がわかってきました。
定期的に歯科受診し、健康な歯と体を手に入れましょう。


如月(2019年02月)

寒さに縮こまった身体をたっぷりとした湯船に沈めるのは
冬の楽しみのひとつです。
わが家では各種入浴剤を季節や気分で使いわけ、
ささやかな贅沢を味わっています。

 日本初の入浴剤「くすり湯 浴剤中将湯」は、
明治30年、婦人用漢方薬「中将湯」を元に作られました。
製造過程で不要になった生薬をたまたまお風呂に入れてみたところ、
あせもや冷えに効いたため製品化されたそうです。
 現在、入浴剤には生薬系や炭酸ガス系、保湿成分配合のもの等、
様々なものがあり、入浴効果を高めるだけでなく、
リラックス作用も期待されています。
用途に合わせて日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

なお、皮膚疾患のある方などはご注意ください。


睦月(2019年01月)

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします

歴史にうとい私ですが、聖徳太子や持統天皇を主人公にしたマンガの影響で、奈良には格別のロマンを感じています。
年末年始の帰省のおりに立ち寄った法隆寺や石舞台古墳では、マンガの内容以上の事はわからないながらも、
はるか昔の人々に思いをはせたのでした。

日本で最初の薬草採取「薬狩り」は、西暦611年、奈良・宇陀地方で行われました。
宮廷の人々が、薬にするために鹿を追ったり、菖蒲やよもぎを摘み取ったであろうこの辺りは、その後も薬の街として栄え、
日本最古の私設薬草園や、かつての薬問屋を改修した資料館があるそうです。
薬と関わりの深い奈良。「薬」をテーマに訪れてみてはいかがでしょうか。


P.M.MIHO