コラムのバックナンバー

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師走(2012年12月)

 感染性胃腸炎(胃腸かぜ)が急激に増えています。その中で特に問題になるのがノロウイルス感染症です。
 ノロウイルスに対しては、消毒用アルコールは効きにくいため、おう吐物や排泄物で高濃度に汚染された場合は塩素系漂白剤で行います。
市販の塩素剤の多くは、塩素濃度が約5%なので、0.1%に希釈して使用します。希釈をする際には空のペットボトルを使用すると便利です。ペットボトルのキャップ(1杯約5ml)なので、キャップ2杯の塩素系漂白剤を空のペットボトル500mlに入れて、その後水をペットボトル一杯になるまで入れます。
 手袋とマスクを着用して、おう吐物や便を新聞紙等で取り除き、汚染された所を、ペーパータオル等に上記の希釈した塩素系漂白剤を含ませて拭いてください。おう吐物や排泄物の処理方法の参考になさってください。
12月にピークをむかえるとの情報がありますのでくれぐれもご注意を。

                                          PN; 南天



神無月・霜月(2012年10月)

 薬用植物観察会は、残念ながら台風のため中止になりました。今回の湯の山駅周辺のコースには、3種類のアケビの仲間(アケビ、ミツバアケビ、ムベ)が観察できました。
観察会を楽しみにしてみえた方に、その違いをご紹介させていただきます。
 アケビは5枚の小葉がある、つる植物ですが、小葉が3枚の場合は、ミツバアケビです。これら2つは、秋から冬にかけて葉を落しますが、常緑性のムベは別名トキワアケビと呼ばれ、アケビに比べて葉は厚くてはるかに大きいです。
アケビの薬用としての効果は、漢方で輪切りして乾燥した茎を木通(もくつう)といい、利尿薬として用いられています。
 これからも、市民の皆様の薬用植物観察会、市民公開講座のご参加をお待ちしております。

                                          PN:みのり


                                   

長月(2012年09月)

 薬用植物観察会の季節が、参りました。今年は、湯の山での開催です。ポニー牧場へ向っていく林道での散策のため、まだまだ暑さの残る9月の週末ですが、3時間弱のコースの中、木陰も多いので、子供連れの方やシニア世代の方にも気楽に楽しんでいただけると思います。
 春の下見では、130種類ほどの植物がみられました。今回の観察会では、クワやアケビなどの実を付けている姿をみていただけるのでは、ないでしょうか。
奮ってのご参加お待ちしております。
                                       PN:みのり



文月・葉月(2012年07月)

 節電対策でエアコンの温度設定は28℃推奨。暑い日が続くと、ついつい冷たい物をとり過ぎて、胃腸をこわしてしまいがちな方のために、下痢の時に避けたい食品をつらつらと挙げてみましたので参考になさってください。
【下痢の時に避けたい食品】
 ①脂肪の多いもの  揚げ物料理 中華料理 うなぎ等
 ②繊維の多いもの  とうもろこし そば さつま芋 こんにゃく 豆類など
 ③消化しにくいもの 貝類 いか たこ ラーメン 赤飯等
 ④刺激の強いもの  香辛料 炭酸飲料 アルコール コーヒー等

腸を休ませてあげるためには、消化の良い食事と安静が大切です。ふだんから規則正しい生活をこころがけ、睡眠を7時間はとり、夏をのりきりましょう。

熱中症対策の水分補給をくれぐれもお忘れないように…

              PN:風鈴


皐月・水無月(2012年05月)

 そよ風にさそわれてのウォーキング!
道端には、カラスノエンドウ、オオバコ、野草の代表選手ともいえるタンポポも。
ところで、タンポポは、日本タンポポと西洋タンポポがありますが、最近では、ハーフやクオータのタンポポが出現しているそうです。
高血圧や中性脂肪が気になる方は、適度な運動も大切です。
すごしやすい今の季節、野花を楽しみながらウォーキングを始めてみませんか。

                                         PN:おたまじゃくし


弥生(2012年03月)

 春の日差しを感じる陽気になってきました。
花粉症の方の中には、この時期目薬が手放せない方も多いことでしょう。
 さて、目薬を使うときには、いくつか注意しなくてはいけないことがあります。
①目薬をさすとき、容器の先が目やまつ毛などに触れないように気をつけましょう。
 →触れると目薬が汚染されてしまいます!
②2種類以上の目薬をさす時は、3~5分間程度あけてからさしましょう。
 →時間をあけずにさすと、先にさした目薬が後でさした目薬で流されてしまいます!
③封を切ってから1か月以上たった目薬はすてましょう。
 →品質が低下している可能性があります!
④自分の目薬を他の人に貸したり、あげたりしてはいけません。
 →感染の危険があります!
これらを守り、安全かつ有効に使用しましょう。

                PN:春うらら


如月(2012年02月)

 暦のうえでは春ですが、まだまだ寒い日が続いていますがみなさまがたはいかがお過ごしでしょうか。気温が低く乾燥した日が続くと、インフルエンザや胃腸風邪が流行します。最近ではインフエンザに効くお薬のおかげで、熱はすぐさがる方が多く、ウイルスがまだ体の中に残っているのに治ったと思い、ふつうの生活に戻ってしまい、ほかの方に感染させてしまうケースも多くみられるようです。
 お薬はあくまでも自然治癒力をたすけるものなので、病み上がりなど、熱が下がったからといって外出すると別の感染症にかかってしまうおそれもあります。体力が回復するまでは睡眠と水分をとって休養を心がけるようにしましょうね。

                                 PN:せつぶん草



睦月(2012年01月)

 テレビなどのCMでご存知の「水なしでのめる薬…ラムネのようにシュワーと溶けるタイプのもの」が、医療用の医薬品にも続々と登場しています。
 血圧のお薬をはじめ、おしっこの出を良くする薬、認知症の進行を遅らせる薬、これから気になる花粉症などのアレルギーをおさえる薬など様々です。
 錠剤が飲み込みづらいお子さんや、飲み込む力が弱くなったお年寄りにも、安心して服用していただけます。

 「水なしでのめる薬」は、薬の名前の後に 「D」 「OD」 などと書いてあることが多いのですが、これ以外の錠剤、カプセル、粉薬は必ずコップ1杯の水かぬるま湯でのんでください。なぜなら、水の量が少ないと、薬がのどの途中でとまって、そこで成分が溶け出し、のどを痛めてしまうことがあるからどす。
 ただし、水なしで飲める薬の場合でもお薬が吸収されるのは腸であることには変わりありませんから、やはり水を飲んだほうが早く効くということはあまり知られていないようです。

                                                  PN:福寿草